考えた結果ではなく思考のプロセスに『価値』がある
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最近、どんな情報を発信していけるか考えているえいこです。

前回の投稿では、どんな情報に価値があるのかを少し考えてみました。

前の投稿は、

このブログに投稿していくのは長い間必要とされる情報が良いのでは?

長い間必要とされるのは、その人の『考えた事』だ!

という結論に至ったというお話でした。

 

では、ただ単に『考えたこと』だけを発信していて何か『価値』を生み出すのでしょうか?

私のこの質問への答えは「否」。

ただ『考えたこと』だけを発信して需要があるのは、かなりの有名人だけではないかと思います。

これからの個人の時代で、『価値』のある情報は『考えたプロセス』にあるのではないかという結論にたどり着きました。

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情報を受け取る人はアウトプットだけでは納得できない

例えば、国がいきなり「ちょっと財源不足なので、消費税を8%から10%にしますね」と言われて納得できますか?私は納得できません。

なぜ納得できないのか?それは示されたのが考えた後の『アウトプット』だけだからです。

 

消費税を払わなければならない国民からしたら、実際の財源の内訳がどうなっていて、何が足りないのか?なんで足りないのか?どれくらい足りないのか?どうして消費税なのか?など8%から10%にあげる根拠をしっかり示してほしいですよね。

この結論へたどり着いた『思考のプロセス』を示してくれたら、その決定は妥当なのか?の義論がしやすいし、情報を受け取った国民も考えることができます。

 

もちろん消費税を上げようという議論のなかで「何が?」「なんで?」「どうして?」などの思考のプロセスを経て議論されているのですが、「消費税をあげます!」という結論だけを提示されても、国民(情報を受け取る人)は戸惑ってしまいます。

情報を受け取る人が納得できるものを発信するためには、なぜそう考えたのか?どうしてそう考えたのか?『思考のプロセス』も提示することが大事なんです。

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個人が『思考のプロセス』を発信するとは?

なぜそう考えたのか?どうしてそう考えたのか?を個人のレベルでどう発信していけば良いのでしょうか?

 

「このメイクアイテムがオススメだよ」とか「○○のケーキは美味しい」などのアウトプットだけで反響が出るのは、有名人だけです。

無名の、バックグラウンドもなにも知られていない個人が発信するためには、どうしてそう思ったのかの『思考のプロセス』を発信していかなければなりません。

 

例えば、「○○のケーキは美味しいよ」と紹介したいと思った時にどういう情報を発信すれば、情報を受け取った人が納得できるのでしょうか?

それは、

なにが美味しいのか?(どの種類のケーキなの?クリームなの?チョコレートなの?フルーツなの?)

なんで美味しいのか?(パティシエがすごい人なのか?素材にこだわったお店なのか?今までにない食感なのか?)

といった「美味しい」というアウトプットに行き着くまでの過程(根拠)となるものをしっかりと示さないと納得できるものにはなりません。

 

また最近では、ブロガーさんが本を出したりyou tubeやtwitterで情報を発信することが増えました。

本もyou tubeも、その人がどういうプロセスを経て思考したのかを知ることができる非常に良いツールなのではないかと思います。

そういったツールで情報発信する人が増えてきたということは、これから益々『思考のプロセス』を個人で発信していくことが普通になる時代になるのではないでしょうか。

個人的には、ちきりんさんの『「自分メディア」の作り方』と、マナブさんのyou tubeチャンネルは『思考のプロセス』が

分かりやすくてオススメです。

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どんな人が発信しているかも重要

情報を発信する時には、その発信元がどうであるかも重要です。

例えば、「○○のケーキが美味しい」という情報を甘いものにそんなに興味がない人が発信していたらどうでしょう?あんまり食べてみたいと思わないですよね。

逆に甘いものが大好き特にケーキには目がなくて一年間に500個ケーキを食べてる人が選りすぐりの「○○のケーキが美味しいですよ」とオススメしていたら食べてみたい!と思いますよね。

このように、その情報を発信している人がどんな人であるかも情報の信用性に関わる重要な要素になるのです。

 

無名の一個人が『思考のプロセス』を発信したとしても世の中での需要はそんなに無いと思います。

例えば、スティーブ・ジョブズがどうしてあんなにユニークな商品を開発し続けられたのか?その『思考のプロセス』を知りたいという人は多いのでは無いでしょうか?それに対して無名の一個人の『思考のプロセス』を知りたい人はほとんどいません。

スティーブ・ジョブズの自伝本は発売前からAmazonランキングで1位になるほど注目されていました。

これはなぜか?

それはスティーブ・ジョブズがアップルのCEOだった、世界的なヒットを飛ばす製品をいくつも生み出してきたという『ブランド』があるからです。

無名の一個人にはこのような輝かしい『ブランド』はありません。

どうしたら良いのでしょうか?それは、世の中の一般の人が持っていないものを持っているとそれが自分の『ブランド』になります。

例えば、「超高学歴で一流企業で働いている」や「ブログで収益○百万円!」はもちろん、「ワーキングマザーでブログを毎日更新している」「ドラマが好きで全てのドラマをチェックしている」「コンビニスイーツには並々ならぬ愛情を注いでいる」など...

『自分のブランド』がしっかりしていると『思考のプロセス』を発信でさらに、情報の説得力が増すんですね。

『思考のプロセス』と『自分のブランド』がこれからのキーワードになっていきそうです。

それでは、また!

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