イヤイヤ期のお子さんの育児って大変ですよね。
と悩みは尽きないこの時期。
特に歯磨きは、虫歯の心配もあるし子どもにはしっかりしてもらいたいのが親心ではないでしょうか。
今回はわが家の2歳の娘が自ら歯磨きをするようになった方法をご紹介します。
- 歯磨きに関してあの手、この手を試したけどダメだった
- スマホのアプリに頼らないで何とかしたい
- 子どもが自分で歯磨きをするようになってほしい
イヤイヤ期真っ只中の2歳児が歯磨きを嫌がり、いろんな方法を試したのに全く効果が見られなくてあきらめかけていました。
わが家の方針は、意地でもスマホのアプリに頼らない!です。
スマホ用の便利なアプリがたくさん出てきていますが、スマホを見せるとアプリに依存しながら歯磨きするようになってあまりよくないのでは?と思っているからです。
アプリを使ったらもっと簡単に歯磨きするようになるのかもしれませんが...
しかし「ある方法」を試したところ、今では歯磨きを自分からやるようになっています。
さらに歯磨きだけではなく、お風呂にも積極的になってくれた「ある方法」ぜひ悩んでいるみなさんに知っていただきたいのでご紹介します。
その「ある方法」とは、こどもチャレンジでおなじみの「しまじろう」の歯磨き動画を見せるというもの。
- どうやって「しまじろう」で歯磨き嫌いを克服したの?
- ほかにどんな対策をしてきたのか?
をご紹介します。
もくじ
イヤイヤ期の歯磨きはしまじろうが救ってくれた
なんで歯磨きを嫌がるの?
そもそも、なんで歯磨きを嫌がるのでしょう?一般的には、
- 歯磨きをする理由がわからない
- 歯磨きが痛くていやだ
- 歯磨きをしている時のお父さん・お母さんの顔が怖い
と言われています。
イヤイヤ期は自己主張ができるようになってくる時期です。
子どもにとっては、なんで”痛い・怖い”歯磨きをしなきゃいけないのかわからない!
だから、「いや!」なんですね。
わが家でも、「歯磨きしないとばいきんまん来ちゃうよ」とか「虫歯になって痛い思いするよ」とか一生懸命「言葉」で説明していました。
でも言葉だけでは、子どもがイメージできないのが現実。
「痛いことしないとばいきんまん来ちゃうってどういうこと?」
「虫歯ってなに?」
という感じであまりわかってくれてなかったのではないかと思います。
ストーリー性を持たせて”歯磨きの意味”を伝えよう
どうしたら、子どもはイメージできるのか?
「言葉」ではなくて「映像」で見せるのがイメージの手助けになりました。
特にyou tubeの【しまじろうチャンネル公式】はみがき戦隊ミガクンジャー!の動画は効果抜群でした。
こどもちゃれんじは子ども向けの教材を約30年取り扱っているだけあって、子どもにもわかりやすいようです。
- しまじろうがごはんを食べる
- 歯磨きをしないまま遊ぶ
- 口の中にミュータンスが来て、しまじろうの歯を虫歯にしようとする
- 「歯磨きをしなきゃ!」ミガクンジャーに変身!
- 「歯磨きの歌」でミュータンスを倒す
- しまじろうの歯から感謝される
動画はだいたい2:30で、子どもに見せても良いかなと思える長さでした。
- you tubeを開く
- 「しまじろう 歯磨き」で検索
- 「はみがき戦隊ミガクンジャー!【しまじろうチャンネル公式】」がトップに出てきます
たまたま、娘が「しまじろうの歯磨きの動画を見たい」と言い出したので見てみました。
(なんで知っていたのかはナゾです...)
ミュータンスがとても怖かったようで、動画を見た後に「ミュータンス、バイバイしたい」とはみがきを持ってきたのです!
この効果の即効性には驚きました。
この動画を見てからは、歯磨きにかなり積極的に取り組んでいます。
しまじろう動画も「1回だけよ」と約束していたので、終わったらすぐにPCから離れて歯ブラシを持ってきました。
今までしてきたイヤイヤ期の歯磨き対策
ここで今までの対策をご紹介するのは、わが家の娘が歯磨きを克服したのは「しまじろう効果」だけではないのでは?と思ったからです。
もちろん「しまじろう効果」は絶大なのですが、今までしてきた対策もきっと効果があって解決できたのではないかと思います。
常備する歯磨き粉の種類を増やす
歯磨き粉の味を選べるようにすることで、「自分で選んだ」と楽しんでくれるので良いです。
歯磨きに対して能動的に行動できるようになる対策です。
「たまには違うものを試してみたい!」
という、ちょっと飽きやすい子ども心を満たしてあげるのがポイントです。
うちにはアンパンマンの「イチゴ味」とミッキーの「ぶどう味」の2種類の歯磨きを常備しています。
歯磨き前に「今日はどっちの味が良い?」と聞くことで、前向きに歯磨きに取り組んでもらうようにしています。
歯ブラシを好きなキャラクターにする
文房具なども「かわいい」のにすると、やる気が出たりすることありませんか?
子どもも同じであまり好きじゃないことをするのに、自分が好きなキャラクターのものがあるとやる気が出るようです。
いままで柄のない歯ブラシを使っていたのですが、はじめてアンパンマンのものにした時の目の輝きが違いました!!
アンパンマン、プリンセス、トーマスなど2歳でも使えるキャラクターの歯ブラシは売っているのでぜひ試してみてください。
特に変えたその日は、前向きに歯磨きをしてくれます。
でも、2、3日使うとどうしても飽きてしまうようで、効果は薄くなっていきます。
わが家の娘の場合は、歯ブラシストックの場所を把握していてそこから新しい歯ブラシにしたい!と持ってきます。
(「ダメよ」と言うと大泣きするので、新しいのを開けますが...)
歯ブラシも2種類以上用意しておいて、「今日はどっちにする?」と聞いてみるのも手かもしれません!
子ども歯ブラシ 園児用 キャップ付 プリンセス15 TB5T(1セット)
「おかあさんといっしょ」のはみがきじょうずかなを見せる
おかあさんといっしょは歌がかなりキャッチーで子どもも一緒に歌えるので楽しいです。
自分の知っている歌を、パパやママが口ずさみながら歯磨きしてもらうのはとても嬉しいようです。
わが家でも1歳半くらいの時(歯磨きを始めたけど嫌がる時期)に、おかあさんといっしょを見ながら歯磨きしていました。
効果があったのは3、4回くらい...
テレビを見せながら歯磨きするのは違うかな...という親側の違和感もありました。
今ではテレビを見せないで、時々思い出したように「はみがきじょうずかな」の歌を歌います。
歌を歌うだけでも楽しんで歯磨きしてくれますよ。
歯磨き以外にも応用できる
ミュータンス効果でお風呂も積極的に
この動画に出てくる「ミュータンス」、わが家ではどこにでも出没します。
「ミュータンスがきちゃうよ!」の一言で、お風呂も髪を洗うのも、外から帰ってきて手を洗うのも積極的になりました。
イヤイヤ期はお風呂入れるのも大変だったので本当に助かっています。
歯磨きをする意義がわからないと「イヤイヤ」ってなる
イヤイヤ期の特徴として、「なんで◯◯しなきゃいけないの」がわからないと「いや」っとなります。
歯磨きも、お風呂も、食事を座ってしなきゃいけないのも...
今までやってきた歯磨き対策は、歯磨きの意義を伝えるものではなくて「楽しいよ」と誘い込むものでした。
それは一時的には効果はあるのですが、持続的な効果には繋がりません。
今回ダントツに効果が出た「しまじろう動画」では、「歯磨きの意義」を子どもたちにわかってもらうものでした。
「言葉」で一生懸命伝えようとしても伝わらないなら、動画で解説するのがわかりやすかったのではないかと思います。
いつまで続くかわからないイヤイヤ期、今回の情報がお役に立てたら幸いです。
イヤイヤ期の悩みはつきませんが、頑張りましょう!!