こんにちは。
食事中に遊び始める子どもに困っていませんか?
座って食べない!完食しない!お行儀が悪い!など悩んでいるパパ、ママは多いのではないでしょうか?
我が家も2歳児の娘の食事で困っているのですが、その様子と対応策をまとめたのでご紹介します。
食事の悩みは色々
食べてる途中で遊び始める
我が家では「いただきます」と「ごちそうさま」を全員でやるというルールを作っています。
「いただきます」の時はちゃんと席に座ってくれて食べ始めます。
...が途中から食事よりも遊びたい欲求が強くなってしまい、席から立って遊び始めてしまうのです。
「ごちそうさま」の時はすでに席から離れてしまっています。
完食してくれない
食事中に立ち上がってどっかいってしまうのですが、口中が空になると戻ってきて食べ始めます。
食べる→遊ぶ→一口食べる→遊ぶ→一口食べる→…→遊ぶ→「もういらない!ごちそうさま〜」→遊ぶ
途中でいきなり「ごちそうさま」と言って、完食してくれないことが多々あります。
親としてはせっかく作ったものなので、キレイに完食して欲しいのですがそう上手くいきません。
お行儀よく食べてくれない
これが最大の悩みなのですが、
食事中に「(椅子から)降りる〜」と言って歩きながら食べたり、寝ながら食べたりしてしまいます。
親心としては食事の時はちゃんと座って食べて欲しいものです。
さらに遊び始め、完食してくれないとなると怒ってしまうことも往々にあります。
座って食べないのは理由がある?
保育園ではちゃんと食べられる!
食事のことを保育園に相談すると、「◯◯ちゃんは、ちゃんと座って食べてますよ!」と言われました。
家の様子を聞いた保育士さんがびっくりしているようでした。
保育園と家では何か違いがあるに違いない!
違い1. 同じ年代の子たちと一緒に食べている
保育園では同じクラスの子たちとテーブルを囲んで食べているようです。
同じ年代の子たちと食べているとライバル心・集団心理が芽生えるのか、
「◯◯ちゃんが食べているから私も食べる!」「誰も立ち上がっていないから私も立ち上がらない」
といった心境になるみたいです。
保育士さんも「食事中に一人でも立ち上がるのを許してしまったら食事が成り立たない」と言っていました。
違い2. 椅子とテーブルの高さが合っている
保育園では低いテーブルとそれに合った椅子を使っています。
食事を集中させるために必要なのは、食事中に足が床にぴったり着いている状態にすることだそうです。
椅子の工夫が必要みたいです。
違い3. 食べるのを急かされない
保育士さんは1人につき何人もの子どもの面倒を見なければなりません。
食事の介助も1人1人丁寧に行なえる訳ではなく、ある程度ほっとかれることが多いみたいです。
むしろその方が子どもたちは自分のペースを守って食べられるので、集中して食べてくれるそうです。
違い4. 食事の景色が毎回変わる
保育園では食事の場所は子どもたちが決めるので、毎回子どもの配置が変わります。
入ってくれる保育士さんも変わるので、食事ごとに子どもから見える風景が変わるそうです。
毎回新鮮な気持ちで食事に臨める・マンネリ化しないことが大事みたいです。
家庭でできる対応策
家庭で「同年代の子たちと一緒に食べる」のは難しいので、下記の3つを解決していきましょう。
- 椅子とテーブルの高さ
- 食べるのを急かしてしまう
- 食事がワンパターンになってしまう
椅子とテーブルの高さを合わせましょう
子どもの足がぴったり床に着く椅子を選びましょう。
我が家では、テーブルの高さに合わせたベビーチェアを購入しました。
足の届く高さが変えられるので、子どもの成長に合わせて使えます。
この椅子に変えてから座って食事できる時間が伸びました。
食べるのを急かさない工夫
家庭では子どもの食事の様子に親が目を光らせていますよね。
我が家も、娘の食事にいちいち手を出していました。
ある時ちょっと目を離して放っておいたら、一人で上手に完食してくれたことがあります。
これだ!!
ということで、最近はあまり手を掛けずに食事中は放っておいて自分の食事に集中しています。
食事の雰囲気を変えてみる
最後に、食事がマンネリ化しているなーと感じた時の工夫としては、
- お皿を変える
いつも使っていないお皿を出してみる - お花を飾る
出かけた時に見つけて摘んだお花を食卓に飾ってみる - 場所を変える
いつも食べている場所じゃないところで食事をしてみる
などをして、気分を変えて食事をしてみましょう。
先輩ママからのアドバイス
残しても起こらない心の余裕を持つ
ここまで食べたら残してもOKというボーダーラインを決めておく。
(少なめに見積もっておいた方が良い)
最低限食べていたら、遊んでいても良いという心持ちで!
食べないなと思って片付けていると「まだ食べたかった!」と言われることもあります。
そういう時は、遊び始めた時に「ごちそうさま」の挨拶するようにしましょう。
挨拶をすることで、一回区切りがついて「まだ食べたかった!」と言われたとしても
「ごちそうさまって言ったよね?」と応対できるようになります。
いずれ食べるようになる
どんなに食べなくてもあまり心配しない方が良い。
子どもはお腹が空いたらちゃんと「お腹が空いた」と言ってくれます。
成長して運動量が増えてくると自然とお腹が空いて食べるようになってくれます。
無理強いして食べさせずに、子どもから食べてくれるようになるのを待ちましょう。
マナーは大きくなってから
マナーをしっかり身につけて欲しい!という親心はとてもよくわかります。
2歳や3歳などはマナーと言われても「??」という時期です。
もう少し大きくなってくるとマナーを守らなければならないところ、そうではないところの区別ができるようになってくるそうです。
ゆっくり、子どものペースに合わせて『こう食べるんだよ』というのを教えて行ってあげましょう。
食事は楽しく
「最後まで食べなさい!」「座って食べなさい!」「行儀よく食べなさい!」と言いたくなる気持ちはよくわかります。
怒られながらだと、子どもにとって食事は楽しくないものになってしまいます。
そうならないように、心に余裕を持って「いずれわかってくれる」という気持ちでいましょう。
心に余裕がある時だけでも良いので、少し意識してみてはいかがでしょうか?