こんにちは。
今回は「投資の大原則〜〜人生を豊かにするためのヒント」をご紹介します。
お金の話・投資の話って学校では全く教えてくれませんよね。景気が良くなったという実感が得られない今日この頃。
将来のためにお金を貯めておくのは、人生を豊かにするためには重要です。貯めるにしても銀行口座にためているだけではもったいない!
投資は早いうちからコツコツと始めていた方が良いそうですよ。
私も早くこの本に出会っていたら違っていたかもしれません。
こんな人にオススメです。
- 高校生・大学生
- 子育てしている人
- 家を買おうか迷っている人
- 資産形成について考え始めた人
もくじ
今回読んだ本について
投資の大原則〜人生を豊かにするためのヒント〜【第二版】
バートン・マルキール チャールズ・エリス
日本経済新聞出版社 (203ページ)
バートン・マルキールとチャールズ・エリスってどんな人?
バートン・マルキール(Burton G. Malkiel) プリンストン大学名誉教授。ベストセラー『ウォール街のランダム・ウォーカー』著者。大統領経済諮問委員会委員、イェール大学ビジネススクール学部長、プリンストン大学経済学部長などを歴任、大企業の社外取締役も務めた。 |
チャールズ・エリス(Charles D. Ellis) 大手公的・私的年金・財団等機関投資家向けコンサルタント。30年にわたり国際的戦略コンサルティング会社、グリニッジ・アソシエイツ社長を務める。現在、ホワイトヘッド財団理事長。過去において、バンガード社外取締役、イェール大学財団運用委員長、ロバート・ウッド・ジョンソン財団財務委員長を歴任。またハーバード・ビジネススクール、イェール大学大学院にて上級運用理論を教えてきた。ベストセラー『敗者のゲーム』ほか著書多数。 |
お二人とも、経済の専門家です。投資家の古典的教科書である『ウォール街のランダム・ウォーカー』と『敗者のゲーム』の著者がタッグを組んだのが今回読んだ本です。
初心者にもわかりやすく、どう投資したら良いかが解説されています。
夫に薦められなければ読んでいなかった
もともと投資に全く興味はありませんでした。
お金の勉強を始めた夫が、「この本は名著だから!」と言って薦めてきました。
次女の出産と家の購入を機に、
家のローンを払いながら、2人を育てるのって...
今の給料じゃ無理じゃない?!
と思うようになりました。
貯めたお金を銀行に預けてても金利はたかが知れてるし...
投資でも勉強してみようかなと思って読んでみました。
すべてはお金を貯めることから!
節約して貯金しよう
投資をする前に、投資をするためのお金を作りましょう。
貯金の仕方はとてもシンプル。
収入>支出 |
を心がければ誰でも貯金はできます。
これを、コツコツ確実にしていくことが大事です。
無理をしないで節約をしよう
節約の目的は、人生において大切だと思うことを達成したり、継続したりすることにある。
投資の大原則 より
コツコツ継続していくためには、無理してはいけません。
できる範囲で、支出を少なくして行きましょう。
カードローンは絶対に使うな!
この本の中でしつこく書かれているのは、カードローンに手を出すな!です。
カードローンの利率は非常に高いので、貯金をしようと思っている人はすぐにでもカードローンを無くすことが大事です。
投資の仕方はシンプルに
思い立ったら始めましょう
投資はいつから始めた方が良いというのは無く、とにかく思い立ったら吉日。
投資に回せるお金が多少でもあるなら、すぐに始めた方が良いそうです。
早ければ早いほど、若い時に始めた方が複利*の恩恵を十分に受けられるからです。
*複利:利子にまた利子がつくこと
リスクは分散、とにかく分散!
一種類、一つの会社、一つの国、一回で投資するのは、リスクが集中してしまうためNG。
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リスクを最小限にするために、分散できるところは分散するのが良いです。
**インデックス投資:日経平均やダウ平均など株価指数(インデックス)と連動する様に運用されているファンドに投資すること。例えば日経225というファンドであれば、日本の主要銘柄225へ均等へ投資するのでその価格は日経平均と同じになります。
複利の恩恵を受けよう
複利を得るためには、得た利益を再投資することが大事です。
あのアインシュタインは、『複利こそが宇宙で最も強力な力だ』と言ったとされているそうです。
得た利息にさらに利息がついて、雪だるま式にお金が増えるのです。
複利の恩恵を十分に受けるためには、長い期間コツコツ投資をすることが大事です。
できれば若いうちから始めていた方が、有利は有利です。
時間を味方につけましょう。
周りに惑わされずにコツコツと
投資をしている人ってデイトレーダーみたいな人を想像してしまいますよね。
少しの株の変動で儲けたり、損したり、市場を読んだりしていると大変そうです。
この本では『市場は読む必要がない』と言い切っています。
どんなに株価が下がっても上がっても一喜一憂せず、コツコツと投資し続けることに意味があるそうです。
1章だけでも読む価値がある
継続は力なり
何に関してもコツコツ継続していくことが、力になるのだなと感じました。
自分の人生を豊かにするためにも、周りに惑わされず自分が決めたことをきちんと最後まですることが大切ですね。
成功者たちの言葉
この本を書いているのは、投資で成功した人です。
成功した人たちの言葉は、その分野に限らずいろいろなところで役に立ちます。
この本の「はじめに」と「1章」には、成功者の言葉が凝縮されている感じがします。
お金の話だけではなく、成功者の言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。