3歳の娘がクリスマスプレゼントに落胆した話
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今日は12月26日。一部地域ではボクシング・デー(boxing day)とも言われて、クリスマスプレゼントを開ける日でもあります。今回は、クリスマスプレゼントに関して、サンタさんの立場と親の立場を考えてみました。

朝、寒くなってきたこの頃、上の娘は布団からなかなか出たがりません。でも25日の朝だけは違っていました。目を覚ますなり「サンタさん来たかな?」と言って、急いでクリスマスツリーのところへ!

プレゼントの袋が置いてあってテンションが少し興奮していました。残念ながら、お父さんがいなかったので、みんなで一緒に開けようと言うことになりました。(お父さんがプレゼントを開ける娘の顔を見たいと伝言を残していったので)直ぐにでも開けたかったであろうその気持ちを抑えてくれて、夕方開けることに...

保育園のお友達からプレゼントの話を聞いて、期待がどんどん膨らんでいったことでしょう。お家に帰って、お父さんが帰ってくるのを待って一緒にプレゼントを開けました。「△△ちゃん(保育園の友達)は、プリンセスのお化粧道具もらったんだってー、○○ちゃんはおもちゃだと思う!」と言いながらリボンを解くと...

入っていたのは、お化粧道具でもなく、おもちゃでもなく、1冊の本

ちなみに贈ったのは、『ダーウィンの種の起源』。動物がいっぱい出てきて楽しそう!

彼女は少し悲しそうな顔をしたものの、「読んでー」と悲しい感情を押しこらえていました。その様子を見ている親はとても辛い...でも、どうして悲しかったのか、本人に聞くわけにもいきません。

だって、このプレゼントを送ってくれたのは“サンタさん”なんだから...

という感じで、親という立場とサンタさんという立場の間で気持ちが揺れ動いてしまいました。これを機に、きちんと立場を整理しておきたいと思います。

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わが家のサンタさんは「本を贈ってくれるおじいさん」

わが家の方針として、サンタさんは1年に1回、本を贈ってくれる人に仕立てようということにしていました。(結婚当初から夫婦でクリスマスには本をプレゼントしあっていました)

3歳くらいになってくると、周りのお友達とのコミュニケーションが活発になってきます。周りの子がプリンセスの何かをもらっていたり、おもちゃをもらっていたら、自分もサンタさんに貰いたい!と思いますよね。その気持ち、ものすごくよくわかります。

でも普段なかなか買ってあげられない本を買うイベントとして、クリスマスは大事にしたいなとも思っています。いつもは一緒に買い物に行くと、「これが欲しい、これは欲しくない」など要望がたくさん出てくるので、親として買ってあげたいなと思う本を買えない事が多々あります

そんな親に変わって、サンタさんが本を一方的にプレゼントしてくれる存在になって欲しいと思っているところです。わが家の“サンタさんブランド”をきちんとしないとですね。サンタさんが贈ってくれる本はその年に対して少し難しいかもしれないけど、読み始めたら面白い、良さが数年後にわかってくるようなものが良いかなと考えているところです。

わが家のサンタさんの役割

・普段、親が買わないような小難しい本をくれる

・普遍的な面白さを持っている本をくれる

 

親とサンタさんの住み分け

親:子どもの要望を聞いて、好きなものを買ってくれるかもしれない

サンタさん:一方的に本を贈ってくれるおじいさん

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欲しいものは自分で買おう!

私は、小さい頃ずーっとサンタさんを信じていた口で小学校卒業してからも信じていました。(親から見たら少し厄介な子だったかもしれません)サンタさんに欲しいものをを手紙で書くのですが、自分のイメージしていたものと違うものが届いて残念に思った記憶があります。

サンタさんは100%要望を分かってくれるわけではないし、自分がイメージしていた欲しいものは自分でしかわからないのです。

と言うことで、わが家ではきちんとお小遣いを渡して、欲しいものは自分で買おう!というのがわが家の方針になりました。お金の教育も大変ですが、子どもとお金の本を読みながら勉強中です。

娘が悲しそうな顔をしていたので、自分の考えをきちんとまとめておこうと記録しておきました。

それでは、また!

 

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