今年の初めに、0歳と3歳の娘を連れてディズニー・シーに行ってきました。
冬の寒い時期のディズニーはめちゃくちゃ寒かったので、屋内施設のマーメイドラグーンでほぼ1日過ごしました。(子連れでディズニーに行く時はマーメイドラグーンがオススメです)
マーメイドラグーンの目玉といえば、アリエルに会える「マーメイドラグーンシアター」。アリエルの顔が書いてあるだけでテンションが急上昇の娘を連れて、シアターの中へ!!
もくじ
【1回目】アリエルのショーはキング・トリトンのコンサート♪
ショーのテーマはアリエルのお父さんであるキング・トリトンが、アリエルに内緒で人間たちをコンサートに招待。人間が大好きなアリエルを驚かせようという作戦だったのですが...そのコンサートにアリエルが来なくて、いったいどうなる?!
という世界観。
扉が開いて、席に座って、ショーが始まるまでワクワク♪
会場が暗くなって(暗くなっても泣かなかったわが家の0歳児はなかなかのもの)、タツノオトシゴが登場!キング・トリトンのコンサートの開演をお知らせしてくれます。
天井の扉が開いて、キング・トリトンが登場。セバスチャンが指揮台に登ります。
トリトン王がいる所って、アースラがいたところでは??
少しの違和感を覚えつつ、ショーが進行していきます。アリエルの6人のお姉さんたちが天井から降りてきたモニターに映されて歌を歌います。
そして...「アリエr...」と会場の中心にライトが集まってアリエルがいない!!
トリトン王は激怒して、会場の周りが渦を巻きます!どうなるの?!
....「システム調整ため、このショーを続けることができません」というアナウンス
「ショーがいつ復帰するかわかりません、しばらく席でお待ちください」と言われて、待つこと5〜10分。
「ソアリンとタワーオブテラー(たしか)意外で使える優先乗車券の手続きをしますのでしばらくお待ちください」とのこと。
ディズニーのチケットはQRコード化されているので、QRコードを登録して読み込んでもらうことでスタンバイやファストパスよりも早くアトラクションに乗れるプレミアムチケット付きになるらしいのです!手続きもわりとスムーズに行われて会場の外に出ました。
近くのアリエルのプレイグラウンドやアトラクションを楽しむこと1時間。マーメイドラグーンシアターが復活しているということで、再度観に行くことに!
【2回目】念願のアリエルに会えた!が...
10分ほどの待ち時間を経て、再びキング・トリトンのコンサートへ。
今回は、アリエルが天井から降りてきてくれて歌を歌いながら空中を泳いでいました。歌を歌っているアリエルに手を振りながら目をキラキラさせる長女でした。が、終わった後は「悲しかった!」とのこと。
アリエルが天井から降りてきてくれなくて、なんとなく手を振っている感じがして長女の心にはあまり響かなかったようです...
アリエルが自分のことを抱きしめてくれると思っていた長女は、なんとなく府に落ちないご様子でしたが、ショーが終わったので近くのセバスチャンのカリプソキッチンでお昼ご飯。
夫と娘とショーの感想会をしました。
マーメイドラグーンシアターのショーが変わった?!
そうなんです!私たち夫婦がまだ付き合っていた頃にディズニーシーに行ってアリエルのショーを観たのですが、もっとお魚たちがいっぱい出てきて近くでダンサーさんが踊っている楽しいショーのイメージでした。
キング・トリトンではなくて、アースラが出てくる演出だった記憶が...6人のお姉さんたちもモニター越しだったし、実際に人として出てくるのは、アリエルとタツノオトシゴとセバスチャンの3人だけ。
2015年にリニューアルしていたとのこと。(知らなかった...)
リニューアルして、「アリエルのショーはもういいかな」と少し期待を裏切られた感じがしました。今回アリエルのショーを観て感じた事は、
1. ディズニーって経営が厳しいの?
2. 一流のショーは機械がやるのではなくて人が出てきてナンボだな
ということでした。
ディズニーは一流のショーを見せてくれるところではなくなった
私たち夫婦が以前ディズニー・シーに行った時にハマって一日に何回も観たのが「ミスティックリズム」。
ロストリバーデルタの劇場で火の精霊・水の精霊・木の精霊などに扮したダンサーさんが生のバンド演奏とともに圧巻のパフォーマンスを繰り広げるというものでした。(2015年4月に終了)
このショーを観た時に、「これだけのショーを7000円くらいのチケットで何回も見られるなんて!!!」と驚いたほどです。
また、マーメイドラグーンシアターでもお魚に扮した大勢のダンサーさんが「アンダー・ザ・シー」に合わせて踊っていました。「もう一度見たい!あのショーを娘にも見せてあげたい!」と思って、今回観に行ったのです。
が、全てが自動化されていて何にも響かないショーになっていたのです。
そこから考えられるのは、ディズニーの経営があまりうまく行っていないのでは?ということ。根本であるショーを蔑ろにして、人の心を動かすのは人であることを忘れている経営戦略をとっているのは、今後かなり危ないかもしれないなと感じました。
子どもは大人よりも正直です。子ども相手にエンターテイメントを繰り広げるなら、機械仕掛けのマヤカシではなくてしっかりとした『本物』のショーにして欲しいものです。
それでは、また!
マーメイドラグーンの施設についてはこちらの記事をご覧ください
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