長女が通っている保育園で、食事中にテレビをつけるかどうかが話題になりました。
テレビをつけていると、子どもが座ってご飯を食べてくれるので食事がスムーズに進んで良いそうです...
が、園長先生の一言が衝撃的でした。
テレビを見せるのは子どもの教育にあまりよくないわ
うちは、リビングにテレビはないの
それでも案外、生活できるものよ
この言葉がずーっと頭に残っていたのですが、まさか現実になるとはその時は予想していませんでした...
どうしてリビングにテレビを置かない生活を選択したのか?、テレビがない生活はどうなのか?子どもの育児環境としてどうなのか?を少しご紹介します。
もくじ
以前はリビングにテレビがあった
結婚してからテレビを見ない生活になった
私の実家にも、夫の実家にもテレビがありました。
また私は根っからのテレビっ子で小さい頃はテレビばっかり見ていて、目が悪くなってしまったくらいです。
新婚生活を始めた時も当然のようにリビングにテレビを置いていたのですが、夫婦の会話を増やすため2人でいる時はテレビをつけない生活になりました。
テレビをつけるのは、NHKの朝のニュースくらでほとんどテレビを見ない生活に。
それでも世の中でどんなことが起こっているのか、面白そうなドラマがあれば録画して見たりしていました。
また、夫婦二人でDVDを借りてきて夜映画をみたり...たまの贅沢に楽しんでいました。
保育園が始まってからはテレビのお世話に
長女が保育園に入り、朝のバタバタしている時間に着替えさせたりする時にやはりテレビは便利でした。
朝の教育番組を見せながら、オムツを替えて、着替えさせて、爪を切ったり、髪を結ったり...
テレビが付いていると、子どもを釘付けにできるのでスムーズに朝の準備ができます。
夜帰ってきてからも、テレビを(30分と決めて)流しながら夕飯の準備をしたり、お風呂の準備をしたり...
一人で子どもの面倒を見ながら、家事はできないのですごくお世話になりました。
その生活を一変させる出来事が、引っ越しでした。
引っ越しの時にリビングに置かない選択をした
新居を購入して、1番の悩みはテレビの置き場でした。
せっかく広々としたリビングダイニングなのに、テレビを置くことでスペースが分断されて狭く感じてしまうのです。
元々テレビ人間ではなかった夫は、
だって、テレビあんまり見ないし...
1部屋余ってることだし、そこをテレビ部屋にしちゃおうよ!
と言いだしました。
何よりも、食事の時に目を見て話したいそうで結局夫の意見に負けてリビングにテレビを置かないことにしました。
テレビは2階にある一室をテレビ部屋にして、そこにDVDやBlu-rayなどを置いています。
引っ越しを機にリビングにテレビがない生活が始まりました。
私の不安は以下の3つでした。
- 子どもの保育園準備がスムーズにできるか
- 夕飯の準備ができるか
- 世の中から取り残されないか
実際に生活していてどうだったか次の項で詳しく見てみましょう。
実際にテレビがない生活はどうなの?
子どもへのメリットが大きい!
リビングにテレビを置かないことで、良いことはたくさんあります。
- リビングダイニングが広々する(子どもが走り回れる)
- 家族の会話が増える(目を見て話すようになる)
- 子どもがテレビ以外の遊びをする(積み木やパズルなど)
- 子どもが絵本を読んでもらいたがる頻度が増えた
- 子どもはたまにしか見られないテレビをすごく楽しみにするようになった
家族の会話が増えると、子どもの言葉の発達にも良いそうです。
実際に娘と同じような月齢の子たちに比べて、語彙が多いような気がします。
リビングにテレビを置いていた時よりも、コミュニケーションの質が上がったように思います。
もちろんデメリットもあるよ
そんなに大きなデメリットだとは感じていないのですが以下のような不便なこともあります。
- リアルタイムにニュースが入ってこないので世間から取り残された感じがする(個人的見解)
- 子どもが保育園の話題について行けなくなっていないか心配
- 見たい番組がリアルタイムで見られない・予約を忘れたりする
これらの問題は、このように解決しています。
- 新聞やラジオ、インターネットのニュースなどから気になるものだけを見る
- 話題に出たものは休日時間を決めてテレビ部屋で視聴する
- 予約を忘れたものはその程度だったと諦める
(TVerでやっていたら子どもが寝ている時間に視聴する)
リビングにテレビを置かない生活をして半年
たまにしかテレビを見ない生活を2年くらいしていたからか、テレビを見なくてもなんとかやって行けています。
あの番組見たいのにー!とか、
そういう感覚はほとんどありません。
なにか見たいものがあれば、2階に行って予約しておけば良いので...
むしろリビングにテレビがない方が、会話が増えて家族の時間が楽しくなりました。
心配の種だった保育園の準備ですが...
テレビが無いなら無いで、他のおもちゃ(絵本を一緒に読みながらなど)で釘付けにしてその間に準備をしています。
夕飯の準備も2歳の娘は一人遊びができるのでパズルや積み木をしている間に作っています。
下の子が後追いを始めたらどうなるか戦々恐々としていますが...(上の子と遊んでくれるのでは無いかと淡い期待を抱いています)
世間ではどうなの?
小学生未満のお子さんを持っている親御さんを対象にツイッター上でアンケートを実施しました。
https://twitter.com/eiko_dokusho/status/1147981380476792833
リビングにテレビがある人が88%、ない人が12%でした。
意外とリビングにテレビを置かない人がいて驚きました。
世の中のテレビ離れは進んでいるんだなーと実感する結果です。
リビングにテレビがある人のうち、62%が1日1時間以上テレビを見ているという結果でした。
テレビがリビングにあるとどうしても付けっ放しになってしまうのかもしれません。
実際のテレビが子どもに与える影響はよくわかっていませんが、あまりよく無いとしている専門家が多いです。
できるだけテレビは見せたく無いかも...と思っている親御さんも多いはず。
思い切ってテレビをリビングから撤去しましょう!
テレビの全てが悪いとは思いません。
でもテレビを見ている時間はかなり無駄な時間で、その時間でできることはたくさんあるなと最近感じています。
家族のコミュニケーションの時間にしたり、子どもが集中して遊ぶ時間にしたり、読書して自分を成長させる時間にしたり...使い方は人それぞれです。
もし少しでも「テレビって本当はよくないのになー」って思っているんだったら、思い切ってリビングから撤去してみましょう。
全く見られなくなるわけでは無いしそんなに心配はいりません。
自分がどれだけテレビで無駄な時間を過ごしていたかが認識できます。
子どもはテレビが見えるところからなくなったことで、別の遊びを始めるように...順応性の高さに驚かされます。
リビングにテレビを置かないという選択肢もありなのでは無いかと思います。
- 引っ越しを機にリビングにテレビを置かないという選択をした
- テレビを見ないことで家族のコミュニケーションが増えた
- 保育園準備・夕飯作りはテレビが無くても意外とできる
- 子どもはパズルや積み木に集中できる・語彙が多くなる
- どうしても見たいテレビは予約しておくか、TVerで視聴する
- 世間でも12%の人がすでにリビングにテレビを置かない生活をしている
最後までお読みいただき、ありがとうございます。