夫婦の会話で「ありがとう」と感謝を伝えるのってなかなか難しいですよね。
「夫婦仲」「保つ」「良くする」とかで検索すると、大抵「『ありがとう』って目を見て言いましょう」とか書いてあります。
数年来の付き合いで、一つ屋根の下で暮らしていて、改めて目を見て「ありがとう」なんて恥ずかしくて到底できないですよね?!
(少なくとも私は無理です...)
かく言う私も「夫婦仲を保つためには『ありがとう』と言いましょう」っていう意見のブログを書きました。
「ありがとう」って目を見て言わなくても、感謝を伝える方法はないのかなーと少し考えていました。
すると、あったんです!そのヒントは夫がくれました。
これは先日の夫婦の会話
手繋ぎたくないって書いてあって悲しかった...
でも、人前で手つなぐのって嫌だもん...
あと、ありがとうって言われてるの気が付いたのって最近なの?
なんかこう、じわーーーっと「ありがとうって言われてるー」って感じたのはつい最近だね
僕も最近、「ありがとう」の言い方を変えてみたんだよね!
それはねー...
とういうことで、夫はなにやら私の気がつかないところで「ありがとう」の言い方を変えていたらしいのです。
実は、そのテクニックすでにご紹介済み。
夫がさりげなく使っていたテクニックはこちらをご覧ください。
今回は夫婦の間の「ありがとう」をどう響かせるかを紹介します。
夫がどのように考えて、「ありがとう」を変えたのか?
どうしてその「ありがとう」が妻に届いたのか?
その理由を解き明かしていきます。
ただ単に「ありがとう」だけでは響かないこともあるようですよ。
しかも、今回ご紹介する方法を使うと「ありがとう」以上に気持ちを届けられるかもしれません。
この記事は、
- 夫婦仲を良くするために何かしたい!
- けど、「ありがとう」って恥ずかしくて言えない
- 他の夫婦はどうやって仲を保っているのか知りたい!
という方にお役に立てると思います。
では、どうぞ↓↓
「ありがとう」は夫婦仲を保つためには重要!
わが家で実践している、夫婦仲を保つためにしている方法はこちらの記事をご覧ください。
この記事にも書いてあるのですが、気をつけることはただ1つ!
その具体例で「ありがとう」って言いましょうと言っていますね。
何かしてもらったら、とりあえず「ありがとう」でOKとも言っています。
実際に、相手が自分に何をしてくれているか意識するためには「ありがとう」と声にして伝えるのはとっても大事なことです。
直接、しかも目を見て「ありがとう」なんて到底言えないことの方が多いですよね。
単に「ありがとう」って言うのはどうやら、ダメなようなのです。
ただ闇雲な「ありがとう」は相手に響かない
結婚4年目にして、やっと「ありがとう」って言われてる!と感じました。
結婚当初から「ありがとう」を言い合っていたのにも関わらずです!!
ではなぜ、実感するまで4年の年月がかかったのでしょう?
それは、
から。
あ、料理作ってくれた!
「ありがとう」
あ、掃除してくれた!
「ありがとう」
一見良さそうに見えるのですが、「ありがとう」を多用しすぎて口癖みたいになっていました。
そうすると言葉に感情が乗らなくなって、ただの「あ・り・が・と・う」の音になって意味が失われてしまいます。
実際に私たちも、
とまさに作業ゲーのような会話を繰り返していました。
夫はそれではダメだと気がつきました!
そこで夫がとった行動は...
いかに「ありがとう」を言わないで「感謝」の気持ちを伝えるかを考えたそうです。
「ありがとう」を言わない「感謝」の伝え方
単なる「ありがとう」じゃ響かないと薄々気がつき始めた夫。
「ありがとう」を使わないで、いかに「感謝」を伝えるか考えた末、たどり着いた結論が
と伝える。
ちょっとわかりにくいかもしれないので具体例を...
えいこちゃんが掃除をしてくれたから、子どもたちといっぱい遊べたよ
解説
夫の使っているテクニックのスタンダードな例です。
1段階で「◯◯してもらったら、△△になった」を伝えていますね。
※子どもたちと遊ぶのも単純な簡単な作業ではなく、かなり振り回されていて大変だったのにこの言葉が出てくるのはスゴい!!
えいこちゃんが作る料理は美味しいね。(←まず褒める)
美味しい料理を食べられるなんて、幸せだな。
解説
これは2段階で感謝を伝える少し高度なテクニックですね。
1段階目で私がつく料理が美味しいことに感謝。
2段階目で幸せだと伝える。
夫がこの言い方に変えてから「ありがとう」って言われていないのに、「ありがとう」と言われている気になりました。
ではどうして私は「ありがとう」と言われていないのにも関わらず、「感謝」されていると感じたのでしょう?
それは、
- 何に対して「感謝」しているのか明確
- ネガティブな感情が一切ない!
だと思っています。
夫のテクニックおそるべし。
夫婦の仲をより良くするために
夫の努力のおかげで、夫婦仲が良く保たれています。
妻・母は家庭の太陽とも言うように、奥さんの機嫌で家庭内の雰囲気が決まってしまうことも多いのではないでしょうか?
夫婦がお互い、気持ちよく、仲良くしてくためにはもちろん両人の努力が不可欠です。
夫は今回の「自分が言い方を変えたことで妻の気持ちが変わった」と言う体験を通して、自分が変われば相手が変わるんだ!という実感を得たようでした。
これは、「7つの習慣」という本にも書いてあります。
相手を変えようとするな、まず自分が変われ
「7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー
と。
夫婦仲を良くしたいと思ってこのブログにたどり着いた方が多いと思います。
もし少しでも良くしたい!という気持ちがあるのであれば、まず自分が変わってみましょう。
- 少しでも「ありがとう」の頻度を増やす
- 相手がしてくれていることに気がつくようにする
- 相手がしてくれて嬉しいことってなんだろうと考えてみる
気持ちがあれば、次は行動に移してみましょう。
そうすると、日常生活のいろんなことが少しずつ変わってきますよ。
最後に私の好きな言葉をご紹介します
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
これは、松井秀喜選手の座右の銘としても有名ですが、ウィリアム・ジェイムズ(心理学者)の言葉だそうです。
似たようなことをマザーテレサも言っているのでそちらも引用しておきます。
思考を変えれば、言葉が変わる。
言葉が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、性格が変わる。
性格が変われば、運命が変わる。
夫婦のこの先の運命を良く保つためにも、少しずつ変えていきましょう。
私も夫にばかり変わることを求めないで、自分からも変わっていこうと思います。
まずは、夫のテクニックを盗んで「ありがとう」を言わない「感謝」の伝え方を実践してみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの夫婦仲が良くなりますように!