子どもの言葉遣いについてーわが家の子育て論

先日、保育園の先生から「娘さんの話し方を聞いていると、家でも丁寧に話しかけられているのが伝わります」と言われました。

娘への言葉がけは子育てをしていく上で夫と話し合ってかなり意識していた部分。それを全く知らない保育園の先生から指摘していただいて、娘にきちんと伝わっていることに感動しました。

娘への言葉がけを意識している理由は大きく2つあります。

一つ目は、子どもの言語能力の基礎は幼児期に身につくから。幼児期に培った言語能力は、その子が将来色いろなことを考えていく上でのベースとなります。将来、きちんと考えられる人になってもらうために、小さい頃からの言葉がけは意識しないとなと思っています。

二つ目の理由は、「話し方」には『品』が出ると思っているから。最近、電車のなかで見かける女子中学生や女子高校生って男言葉(「アイツ、マジ、クソ!」とか、「エゲツねぇ〜」とか)を使う子がとても多い気がします。それを聞いてきて、あまり気持ちの良いものではないし、自分の子にはそうなって欲しくはないと思っています。

映画『マイ・フェア・レディ』は、下町生まれ下町育ちのオードリー・ヘップバーン演じるイライザの下品な話し方を言語学者のヒギンス教授が上流階級に通用する話し方に変える物語です。

 

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日本はイギリスほど階級がしっかりあるわけではありませんが、その人の「話し方」で育ちがわかるのも事実です。

上流階級に通用する話し方ではないにしろ、しっかりとした話し方を身につけて欲しいと思っています。話し方は身についたら一生もので、変えるにはイライザの様に専門家が付きっきりで指導するか、相当の時間をかけなければ変えられません。

さて、わが家でどういうことを気をつけていたのか?今回は、普段特に気をつけていてすぐに実践できることをご紹介します。

  • ら抜き言葉は使わない
  • お願いするときは「〇〇して下さい」
  • 感謝の言葉は大切に

この3つを軸に、娘との会話を楽しんでいます。1つずつ細かく見てみましょう。

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「ら抜き言葉」は使わない

日本語の乱れの代表例として真先に挙げられるのが「ら抜き」言葉です。何気なく使ってしまう「食べれる」「見れる」「考えれる」は典型的ですね。

現在「ら抜き」言葉を使う人が半数を超えているという統計も出てきているようですが、未だにビジネスシーンでは「ら抜き」言葉は使ってはいけないとされています。それは「誤った日本語」として認識されているから。(特に年配の方はそういう傾向が強い様に見受けられます)

現在も日本語として誤っている言葉は出来る限り使わずに、正しい(とされている)表現を子どもに教えるようにしています。

ら抜き言葉の他にも、「違和感を感じる(違和感がある)」「的を得る(的を射る)」「すいません(すみません)」などの誤っている(とされている)言葉は使わないように気をつけています。

まぁ完璧に正しい日本語を話すのは親にも不可能なので、わかる範囲で楽しく会話するのがポイントです。

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お願いするときは「〇〇して下さい」

家族になってしまうと、「礼儀」などはあまり気にしなくなってしまいますよね。熟年の夫婦が夫「おい、お茶」妻「はいはい」とお茶が出てくると言った感じで、何か頼むときもついつい「して下さい」という丁寧な言い回しを忘れがちです。同じ家族であっても相手は人間。家族であっても礼儀は大切にしたいものです。

そこでわが家では、夫婦間、親子間であっても何かお願いするときは丁寧な言い回しをするようにしています。

例えば、娘が「お母さん、お茶!」と言っても「お茶だねー」と言ってお茶は出してあげません。(意地悪に感じるかもしれませんが...)「“下さい”は?」と言うと、「お母さん、お茶下さい」と返してくれるので、そうしたらお茶を出すようにしています。

親しき中にも礼儀あり。どんなに親密な中でもきちんと丁寧な言葉で話せる人になってもらいたいものです。

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感謝の言葉は大切に

言われて嬉しいことは積極的に言葉にしていこうと言うのがわが家の方針です。そうすれば、家の中に笑顔が増えるし、家の雰囲気が明るくなるから。

でも、「ありがとう」と言いなさい!と強制するのも何か違います。「ありがとう」などの言葉は自分の中から湧き出てきた感情が外に溢れてきたときに出る言葉で、「こう言いなさい」と言われて言うものではありません。

ではどうすれば、感謝の言葉が自然と出てくるようにできるのか?それは私もやってみて気がついたのですが、まずは大人がどう言うときに「ありがとう」を言うのか?をお手本として日常的に見せてあげるのが大事なようなのです。

私たち夫婦は、何かしてもらったら「ありがとう」と言うというルールを作っています。このルール、意外と子どももしっかり見て聞いて感じ取っているようで、どう言うときにありがとうと言うのか?どう言うことを言ったら喜んでくれるのか?と言うのを直接教えなくても身につけているのです。

例えば、母が茶を出したら、「お母さんお茶出してくれて、ありがとう」と娘が言うようになりました。また直接的な「ありがとう」だけではなくて、「お母さん、今日は〇〇ちゃんの大好きなものを作ってくれてとっても嬉しいわ」など、感情を自在に表現できるようになっています。

また、家族だけではなく他の人にも感謝の気持ちを伝えられる様になっていて驚いています。いつも遊んでいる公園をきれいにしている人がいたら「〇〇ちゃんの公園をきれいにしてくれてありがとう!」と言うようになりました。

子どもは本当に親の言っていることをよく聞いているなとつくづく感じます

子どもは親の鏡とよく言いますが、言葉を習得していく2〜3歳の子どもたちはものまねがすごく上手です。普段何気なく使っている親の言葉を覚えていて、ふとした瞬間に言ったりするのでびっくりします。

少なくとも家では、親が変な喋り方をしないように気を付けたいものです。

それでは、また!

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