えい夫の読書『イチローの哲学』 〜野球を通じて学ぶ社会で活躍する力〜
こんにちは、えい夫です。 日本を代表する野球選手イチローさんが引退してからもう3ヶ月が経とうとしています。 皆さんは超一流の人がどんなことを考えて実践しているか興味はありませんか? 超一流の考え方に触れることで少しは人間的に成長できそうですよね。 というわけで今回は『イチローの哲学』奥村幸治著をご紹介します。 ビジネスや育児にも応用の効く考え方なので、野球をあまり知らない方でも勉強になると思います。
この本はこんな方へオススメ
  • イチローさんの思考を知りたい、垣間見たい
  • 人が成長するためにどんなことが必要か知りたい
  • 子供や部下の指導に困っている
  • 強いチームの監督がどのような指導をしているか知りたい

どんな本?

著者は打撃投手としてオリックスに入団し、そこでイチローさんと出会います。イチローさんの野球に取り組む姿勢から、高い目的意識自分で考え抜く力が非常に大事であることを学びます。 その後著者は打撃投手からパーソナルトレーナーに転身しますが、中学硬式野球に関わる中で「子供たちの多くはプロ野球選手ではなく一般社会に出ていく。それなのに子供たちが社会で活躍するため大事なことを大人が教えていない。」と現状を憂い、中学硬式野球チームを立ち上げます。 著者は野球を通じて自分で考える力やり抜く力を育てる指導を実践していき、チームは全国大会常連に名を連ねるようになります。それに加えて著者は世界少年野球大会の日本代表監督として大会3連覇も達成します。こういった著者の経験をもとに、主体性を育てる指導論チームを強くする指導者の条件がわかりやすく伝えられています。

この本から学んだこと

高い目的意識を持つこと

イチローさんはプロ入りしてまもなくのエピソードとして、大先輩である打撃コーチの指導に反抗する話や、意味のない練習は絶対にしない話など紹介されます。これらの言動はすべてイチローさんの高い目的意識と考え抜く力に基づいているのです。 超一流の人は自分で目標設定して、その目標を実現するために徹底的に考え尽くし、努力していることを学びました。

考え抜く力を持つこと

イチローのプレーは無理でも、イチローの意識は持つことができる。 本書より
超一流の意識を持つことは誰にでもできるというのが著者の考え方で、中学生を指導する際にもこのことを心がけているそうです。その方法がいくつか紹介されていますが、その中でも印象的だったのがミーティングです。 ミーティングでは、チームの課題を克服するためにはどうしたらよいか、このチームで自分がすべき役割は何か、といったことを個人で考えさせ、それをメンバー同士で意見交換させるのです。 大人顔負けの質の高いコミュニケーションを通じて、自分で考える力と目的意識を養っているのですね。著者が指導する子供達の方が私よりも考える力は上かもしれない、負けていられないと思いました。

まとめ

イチローさんのような超一流の考え方、著者のような一流の指導者の考え方・指導方法を仕事や子育てに取り入れて、人間力を上げていこうと思いました。 ぜひご一読ください。

著者について

著者は奥村幸治さん。 高卒でプロ入りを志願するも入団テストで2度不合格となり、打撃投手として1993年オリックスに入団する。イチローさん専属の打撃投手を務め「イチローの恋人」と呼ばれる。 打撃投手のかたわらプロ投手を目指して練習を重ね、オリックスを退団して3度目の入団テストに臨むも不合格。その後は阪神、西武の打撃投手を務めて、パーソナルトレーナーへ転身する。 99年に中学硬式野球チーム「宝塚ボーイズ」を結成し、子供たちには技術的なことだけではなく、社会で活躍するための考え方などを指導している。チームは全国レベル強豪で、代表的な教え子は田中将大選手。 2009〜2013年の間、カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会の日本代表チーム監督に就任、2011〜2013年で3連覇を成し遂げる。
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