妊娠すると最初に襲ってくる二度と経験したくないもの。つわり。妊娠6週くらいから始まり12週くらいで大体の人が落ち着くとも言われています。
現在第三子を妊娠中。第一子、第二子と経験して3回目のつわりです。どの妊娠も全部匂いづわり+吐きづわり。(しかも第一子、第二子の時は20 週くらいまで続いた...)そんなつわりが酷い中、第一子と第二子の時はほとんど仕事は休まず、仕事場でトイレに篭ったりしていました。
第三子目のつわりは、想像以上!ベッドから起き上がる気力も起きず、2人の子どもたちを置き去りにして眠りまくる日々。(寝づわりも入ってたのかも)そして、時々起きてはトイレまで行ってゲーゲーするというなんとも廃人的な生活を送っています。
そして人生初のつわりで点滴を受けるという経験をしたのでそのことについて、どういうタイミングで病院に行ったのか?点滴を受ける診断基準ってなんなのか?点滴を受けた後どう変わったのか?などわかる範囲でご紹介できたらなと思います。
つわりが酷くて病院に行ったタイミングは?
第一子、第二子の時はつわりはあったのですが、仕事場にはなんとかいけるレベル(吐いていましたが)で「辛すぎて病院に行く!」ってことはなかったので、どんなタイミングで病院に行けば良いかわかりませんでした。
今回のつわりで私が病院に行こう!と決意した3つの基準は...
- 1日中吐き気に襲われている日が2、3日続いた
- 水が飲めない日が2、3日続いた
- 食べたものをもどしてしまった
この時は、ベッドから起き上がる気力もなく一日中寝ては吐き、寝ては吐きを繰り返していました。食べ物は受け付けないので、唾液・胃液など(酷い時には黄色い胆汁?までも)を吐いていたのです。
2人の子どもたちは全て夫任せ。夫が時短勤務をして子どもたちの保育園の送り迎えをしてくれていました。(こういう時に積極的に動いてくれる夫でよかった!)母がいなくて上の子は寂しくて時々「ママ、大丈夫?」と声をかけてくれて母の心の支えとなってくれていたのです。
こんな酷いつわりは経験したことがないので、「何かいつもと違う!」と思い病院に行くことに...。
病院で点滴、どれくらいかかるの?
死ぬかという思いをしながら病院へ。2、3日で体重が1.5 kg減少していまし。BMIが16を切っていて、命の危険を感じました。
予約がいっぱいで予約ができずに病院に行ったため、待ち時間は2時間くらい。その間よく耐えたと思います。体重を測って、お小水を取って医師の診察を待ちました。
その結果、尿からケトンがたくさん出ているとのこと。
※ケトンとは具体的にはアセト酢酸、アセトン、βヒドロキシ酪酸などのこと。脂質を多量に代謝すると尿にケトン出てくると言われています。つまり、食べ物がきちんと摂取できずに炭水化物からエネルギーが取り出せず、体の脂肪からエネルギーを取り出している状態。(参照したサイト)
ちゃんと食べられていないので、点滴を打っておきましょうと診断されました。点滴の準備がなんやかんや30分くらいかかり、点滴が始まったのが12時くらい。(朝9:30過ぎに病院に行ったのに...)
点滴はビタミン剤と吐き気止めが入っているとのこと。(点滴の名前が思い出せず)500 mLくらいの点滴だったので、2時間くらいかかりました。その間横になっていられたので少し楽だったかも...。点滴を受けている間に、つわり独特の見えない「気持ち悪い〜」というベールがスーッとなくなっていく気がして気持ちも体も楽になりました。
最後に医師から吐き気止めを処方されて終了。全てが終わったのは午後3時。支払いは2千円未満で済みました。病院へ送ってくれた夫は午前休だけだったので、帰りはタクシーで帰宅(きちんと領収書はもらって)。
点滴を受けた後はつわりはどうなった?
点滴を受けたその夜は、なんでもできそうな気がして久しぶりに台所に立って夕飯を作りました。子どもたちともお風呂に入れたし、今まで床に伏せっていたのが嘘のように動けました。
時々少し気持ち悪いってなることもありますが、基本的に動ける!フルタイムでなんとか仕事もこなせるようになったし、保育園の送り迎えも行けるようになりました。このブログ記事も書こうという気になれたのも点滴を受けたからだと思います。
つわりで辛い思いをしている方は、一度病院に行って点滴を受けることをオススメします。病院に行くのはなかなか辛くて大変ですが...きちんと予約をして行ければ私のように長時間待たされることもなく、スムーズに点滴を受けられるのではないかと思います。
つわりで悩んでいるママに届け!
それでは、また!