量も質も満足できるのがもちろん理想ですが、現実はそう簡単ではないですよね。

「質より量」「量より質」どちらを優先させたら良いか迷うことはあると思います。

一見答えのない問題のように思えますが実は答えはあります。

正解は『状況に応じてどちらかを使い分ける』です。

 

この記事では「質より量」「量より質」をどのように使い分けたら良いか、なぜ使い分けるのかについて説明します。

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質より量 量より質 を状況に応じて使い分ける

どのように使い分けるかはこうです。

使い分け方
  • 自分の立場がよわい/環境変化が大きい → 質より量
  • 自分の立場がつよい/環境変化が小さい → 量より質

ここで注意として、量を犠牲にするあまり質が低すぎてもダメです。

100点の質を出すのに1年かかるくらいなら70点(及第点)の質を1ヶ月で出す、くらいの感覚がここで言っている質より量になります。

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なぜ戦略を使い分けるのか

実はこの使い分けは、生物が増殖するときの戦略なのです。弱者と強者では取る戦略が違います。

弱者は次世代の個体(卵やこども)が弱いため生存確率が低く、増殖するには多く産むしかありません。一方、強者は次世代の個体が強いため生存確率が高く、多く産むよりはこどもを強くしていきます。(このような戦略をrK戦略と言う。)

例えばマンボウは卵を数億個産みますが生き残るのは数匹のようです。対してヒトであれば一度に基本的には一人で、今の日本に住んでいればそうそう死ぬことはありません。

 

まあマンボウやヒトの出産数はどうでもよくて・・・

ここで何が言いたいかというと、どちらの戦略を取るかというのは自分の置かれている立場(外部環境)で変わってくるということです。

 

現代は事業環境の変化が激しく予測不可能な時代と言われていますが、その中でも安定的な成長をしている企業があります。アマゾンはその筆頭ですが、アマゾンは大企業でありながら実は弱者の戦略、つまり量より質の戦略を取っています。

まずは色々なことを小さく始めてみる、そして芽がなさそうならすぐに撤退し、芽がありそうならどんどん育てる・・・ということを繰り返しているのです。AWSやアマゾンエコーはこうして生まれたサービス・商品は一例です。

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使い分けの例

例えば自分が情報発信する(ブログとかyoutubeとか)という状況で考えてみます。

始めたばかりの頃は注目度は皆無、つまり弱者の立場なので質よりは量で勝負すべきです。(多少クオリティは低くても誰かの役に立ったり、喜ばせるものであればOK。自己満のゴミコンテンツはダメ。)

そしてある程度注目されるようになってきたら、強者になりつつあるので量より質にシフトします。そうすることで注目度や影響度がアップし、固定ファンを獲得できるようになるでしょう。

 

ただ、自分が強者の地位を築いても周りがどんどん追いついてきて、自分の優位性が失われていきます。そうすると立場的には弱者に戻るわけです。

先ほどのアマゾンの話に戻りますが、アマゾンが他の企業の追随を許さないのは、大企業であるにも関わらず弱者の戦略を取っているからでした。

つまり継続的な成長をしていくためには、いま置かれている自分の立場に応じて柔軟に戦略を変えていくことが必要になってきます。それを図にするとこんな感じでしょうか。

成長と量質のグラフ

 

 

 

最後にこの記事をおさらいします。

質より量、量より質で迷ったら、いま自分がどういう立場に置かれているのか見極めてそれに応じて戦略を選択しましょう。

使い分け方
  • 自分の立場がよわい/環境変化が大きい → 質より量
  • 自分の立場がつよい/環境変化が小さい → 量より質

最後までお読みいただきありがとうございました。

ちなみに生物の戦略についてご興味があれば以下の図書がオススメです。

参考図書・サイト

  • 『38億年の生命史に学ぶ生存戦略』稲垣栄洋著、PHP研究所
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